もくじ
4〜6歳のおふろ“ひとりで入る”練習、いつから?
幼稚園年中・年長あたり(4〜6歳)は、体が大きくなり、自分でできることも増えてくる時期です。
お風呂も「ママ・パパと一緒」から「ひとりで入ってみたい」という気持ちが出てくるタイミング。
ただし、「何歳から絶対ひとりで入れる」という明確な年齢はありません。「子どもの未来を考える子育てサイト いこーよ」の調査では、5歳を境に大きく増加傾向にあり、もっとも多かったのは8歳以上(約33%)でした。(future.iko-yo.net)
他の多くの調査でも、ひとりで入浴を始めるのは小学校低学年〜中学年が多めという結果があります。
それでも、4〜6歳の時期に「ひとり入浴への練習を始める」ことは十分に意義があります。
その練習の準備とポイントを具体的に見ていきましょう。
いつから始める?目安&子どもに合わせて判断
- 4歳前後:まだ完全には難しいが「ひとり入浴の練習期」に入れる
- 5〜6歳:自分で洗える力・判断力がついてくる時期。ひとり入浴の試練日とも言える
- 小学校入学以降:ひとりで入浴できる家庭が増えていく傾向あり。
つまり、4〜6歳は“ひとり入浴の準備期”としてベストな時期と言えます。子どもが「ひとりで入ってみたい」と言い出したら、「練習を始める良いタイミング!」と捉えて、安心環境を整えてあげましょう。
ひとり入浴練習を始めるための準備ポイント
- 体と髪を自分で洗う練習
「頭を濡らしてシャンプーする」「身体を泡でこすって流す」など、一連の洗う流れをママ・パパと一緒に練習しておくとスムーズです。 - 安全ルールを明確にする
・湯船では潜らない
・浴槽のふちに座らない
・滑りやすい床では走らない
・ドアは開けておく、扉をロックしない(外から開けられるように)
・お湯の温度は変えない
・給湯器のボタン類に触らない
・何かあったら大きな声で呼ぶ
など、ひとりで入るときのルールを事前に確認しておきましょう。 - お風呂の環境を整える
安全で快適な「練習しやすい空間」をつくりましょう。
・シャワーヘッドの高さを子どもに合わせる
・手の届く位置にシャンプーやタオルを置く
・すぐに助けに入れるよう、脱衣所で親が見守る
など、「安心して試せる環境」を整えることが自立の第一歩です。
- ステップを分けて少しずつ挑戦
最初は「シャワーだけひとりで浴びてみる」「洗うところだけ自分で」などから始めてOK。慣れてきたら、短時間のひとり入浴→最後の仕上げを親がチェック、と段階を踏みましょう。
- ひとり入浴ができたら「できたね!」と褒める
ひとりで少しでもできたら、タイミングを見て「よく自分でできたね!」と褒めてあげましょう。成功体験が「またひとりで入ろう!」という意欲に繋がります。
お風呂を“安全な学びの場”にする工夫
4〜6歳は、お風呂の中で学びや発見も多い時期です。
湯温やお湯の量、体の洗い方などを通して、「どうすれば安全に気持ちよく過ごせるか」を親子で話し合える貴重な時間です。
「お湯の温度を確かめられたね」「しっかり身体を流せたね」と声をかけて、子どもの自信と判断力を育てましょう。
まとめ:子どもの成長に合わせて少しずつチャレンジしよう
4〜6歳のお風呂ひとり入浴練習は、子どもの成長(体・心・自立)と連動しています。
子どものペースに合わせ、少しずつ“ひとりで入れる力”を育てていきましょう。
今日できた小さなステップが、将来の自信につながります。
参考ページまとめ
- 「子どもだけでお風呂」は何歳から? 安全対策・注意点も紹介! | 子どもの未来を考える子育てサイト「未来へいこーよ」
- 【子ども1人でのお風呂デビューはいつから?】1人で入れるようになる6つのステップと注意点をご紹介 | こそだてまっぷ
- 【浴育】一緒にお風呂にはいれるのは何歳まで? 充実した親子コミュニケーションの取り方とは?【東京ガス都市生活研究所】 | 東京ガス ウチコト
- 【一人お風呂の始め方】お風呂はいつから一人で入る? 異性の親と一緒に入るのはいつまで?|ベネッセ教育情報サイト
- 子どもと楽しくお風呂に入るコツ! 1人で入れる年齢の目安は – リトル・ママ Webリトル・ママ Web
- 「いつから一人でお風呂に入れる?」子どもが一人でお風呂に入り始める【年齢】と【準備方法】【東京ガス都市生活研究所】 | 東京ガス ウチコト

