もくじ
お風呂は貴重な親子時間
遊び・宿題・習い事と、毎日の流れが目まぐるしい小学生の親子。
汗や汚れたっぷりの小学生、「疲れたからお風呂イヤ~。」「入る入る」と言って30分経過…我が家でもよくあるパターンで手を焼いていました。
毎日大変に感じますが、『9〜10歳になる頃には自身で入浴する子どもが半分を上回る割合になります。親と子で充実した浴育を楽しめるのは、生まれてから小学校4年生くらいまでのたった10年くらい(東京ガス「浴育」)』というデータもあり、一緒に入れる期間はそう長くありません。
段取りを少し工夫すれば、お風呂が親子の“落ち着ける時間”にもなります。
忙しい小学生世代の子どもと一緒に楽に入るための「おふろ時間のつくり方」を調査しました!
おふろへのスムーズな流れを相談する
小学生は学校から帰ると、宿題・おやつ・習い事などいくつもの用事を抱えがちです。
共働き家庭ならなおさら、家での時間は短くなりがち。
ベネッセの調査でも、放課後~夜にかけて子どもたちの自由時間・入浴・就寝準備が圧迫されている実態が示されています。(ベネッセ教育情報)
そこで、子どもと相談して、毎日のルーティンを作りましょう。
例えば
・時間で決める⌚:夜○時になったらお風呂に入る。掲示やアラームもセットすると効果大。
・順番で決める🔁:ご飯を食べ終わったらすぐにお風呂、など流れを決める。お風呂上りに時間があったら好きなことをしても良い、など自発的に動ける工夫があると◎
大切なのは無理ないスケジュールを子どもと一緒に考えること。できなかったらまた相談して、改善していきましょう。
”自分でチャレンジする時間”と”手伝う時間”を区切る
小学生くらいの年齢になると、親と一緒の入浴でも自分で体を洗ったり髪を洗ったりできるようになります。
調査「親子入浴に関する実態調査」では、小学生男児10歳・女児9歳で約半数が親子入浴しているというデータも。(東京ガス)
子どもに「3分だけ自分で体洗いにチャレンジ」「それ以降は親が仕上げに流す」など、成長に合わせて挑戦する時間を設けましょう。
自立心が芽生えつつ、入浴時間がダラダラと長引くことが防げます。
出た後の流れをルーティン化しておく
入浴前に、タオルや着替え、保湿アイテム、飲み物などを準備しておくとお風呂上りもスムーズです。できれば子ども自身で準備にチャレンジ。
浴槽から出た後も、「タオルでふく→着替えて保湿→水分補給→ドライヤー」など、流れをルーティン化して時短を目指しましょう。
出た後の動線を整えることで“余白”が生まれます。
「お風呂は楽しい」時間に
「ただ清潔に保つ」のではなく、ちょっとした遊びやテーマを加えることで子どもの入浴意欲が上がります。
例えば「今日は何分で入れるかタイムアタック!」「明日は入浴剤を入れよう!」など、手軽なアイデアをいくつかストックしておきたいもの。
日本人の平均入浴時間は12.6分であるというデータもあり、(リンナイ)
お風呂は短時間でも、楽しさやリラックス効果があると言えます。
「楽しかったね!」「すっきりしたね!」など、ポジティブな声掛けも心がけたいですね。
お風呂タイムに楽しさを加えて、親子の貴重な時間を楽しみましょう。
まとめ:お風呂は成長と安らぎを両立できる時間
小学生とのおふろ時間は、忙しい中でも親子で向き合える貴重なシーンです。
「ルーティン化で時短」「子どもがチャレンジ」「楽しみを加える」この3つのポイントで、夜のバタバタがぐっと軽くなります。
親も子どもも成長しながら安らげる。貴重な親子のお風呂時間を、楽しみましょう。
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